ユメヲアユム

退職を決意したアラサー消防士の思うこと

【公務員退職】「公務員=安定」は、安定というか束縛だ

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世間一般にも職場内でも、公務員は安定した職業だと考えられています。

 

「安定しているから」という理由で公務員を選択する人も少なくありません。

 

そのため、公務員試験を受ける人は可能な限りの様々な試験を受け、合格した中から就職先を選んだりもします。

 

「○○になりたい」ではなく「安定している公務員になりたい」からです。

 

そんな、一生安泰と言われる公務員ですが、消防士として4年勤めた今、「公務員=安定」の考えに疑問を持つようになりました。

 

 

安定というか束縛じゃないか??

 

 

 

公務員は潰しがきかない

民間企業の転職市場において、公務員の職歴はほとんど考慮されないと言われます。

毎年同じような業務の繰り返しで、競争やノルマがなく、残業することなく定時で帰宅できる、のほほーんとしたイメージが根強く、お役所気質と考えられがちです。

 

世間一般のイメージに加えて、公務員特有の規則や業務内容に染まること数年

 

気がついた時には、公務員を辞めたら何もできない状況になっている。

 

公務員しかできない

 

それって、安定してると言えるのでしょうか。

 

 

安定ってなに?

そもそも安定って何でしょうか。

一般的に言われる公務員が安定している理由を挙げてみます。

 

毎月振り込まれる給料

半年に1回もらえるボーナス

充実した福利厚生

社会的信用

リストラがなく、低い離職率

 

確かに魅力的です。

 

公務員になった瞬間から、このような安定した雇用条件が保証され、定年までのレールが敷かれます。

 

しかし、その魅力的な安定した雇用条件を捨てるのがこわいために、やりたいことに目をつむって、レールからはみ出ないようにしがみついている状態は、安定といえるのでしょうか。

 

踏み出す一歩を躊躇させているのが「安定」なら、それはもはや「束縛」です。

 

しかもその縛りは、勤続年数を重ねるごとに強まります。

 

 

本当の安定って何だろう?

本当の安定って、組織じゃなくて一個人として生きていけることじゃないでしょうか。

 

組織に所属せずにフリーランスとして生きるのがいいんだ!というわけではなくて

 

フリーランスでも民間企業でも公務員でも、現状に固執することなく、どこでもやっていける力があるひとが本当に安定していると言えます。

 

 

公務員こそ一個人として安定するための力をつけるべき

公務員になると、定年まで勤め上げることに何の疑問も持たない人がほとんどです。

 

そのまま数十年、疑問を持たずに定年で退職できれば問題はありませんが、公務員だって自主退職(に追い込まれる)もあれば懲戒免職だってある。

もっと実力主義の世界で自分の力を試したくなるかもしれないし、世界一周に出たくなるかもしれない。

 

いざという時、「安定」にしがみついて動けなくならないように、語学やIT技術など様々な技術、資格取得で、個人としての強みをプラスしていくべきです。

 

では!

 

 

【公務員退職】退職の相談は先輩退職者にしよう

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「人のアドバイスなんか必要ない。自分の事は自分で決める!」

 

 

しっかりと自分を持っている人は羨ましいばかりです。

 

私の意志は、なかなかにブレブレで

辞めたいの波もう少し様子見ようの波が交互に短いスパンでやって来ました。

 

(このまま自分の頭の中だけで考えていたら数年引っ張る気がする)

 

(誰かに相談したい)

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けして大事な決定を人に委ねるわけではありません。

 

十分な時間考えて、でもあと一歩の決心がつかない、決心はつかないけど辞めたいと本当に思ってる

(誰か背中を押してくれ!!)

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そんな人(私)は、想いを口に出しちゃいましょう。

 

言葉は口にすると現実になる、なんて言いますし

 

相談相手にはすでに退職した先輩を選べ

相談相手は重要です!

最終的には自分で決めるとしても、その人の言葉を聞いて、自分の考えを整理するんですから

さらに、退職の相談は極めてデリケートです。人選をミスして「アイツ辞めたいらしいよ」なんて職場で広まってしまうのは嫌ですね。

 

その点で、すでに退職した先輩こそベストオブ相談相手だと言えます。

 

その理由!

 

1.経験者の言うことは重みがある

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実際に行動してるんですから。

 

公務員を退職するなんてもったいない、という人は退職したことのない人ですよね。

 

そんな空想の世界の『もったいない』よりも、経験者の『やりたいことがあるなら行動すべき』の方が重みがあります。

 

2.職場に広まりにくい

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人間みんな噂好きです。

誰々が辞めたがっている、なんてうわさのネタとしてはトップクラスなので、みんな嬉々として広めてくれます。

職場に信用できる人がいたとしても、誰か1人に話したら全体に広まる覚悟で打ち明けましょう。

 

それにくらべて退職した人は、職場を離れ、別の場所で別の生活を始めていますから、元職場のうわさ話に参加するヒマも興味もありません。

それに、気軽に喋っちゃいけない話だということは身をもって知っています。

 

3.実用的なアドバイスをもらえる

上司に報告するタイミングや各種手続きなど、実用的なアドバイスを聞けるのはありがたいです。

ネットでも色んな情報は調べられますが、職場によってルールも様々なので、同じ職場だった人に聞くのが1番確実かつ手っ取り早いです。

 

 

相談相手えらびは慎重に!

では!

 

【公務員退職】公務員だって人生の一通過点にすぎない

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公務員を辞めると言うと、「せっかく試験に合格したのに勿体ない」「人生甘く見てる」「一生安泰なのに」と反対意見が聞こえてきます。

 

かく言う私の中にもそんな考えはあるから、辞めたいなーからよし辞めよう!と決意が固まるまで数ヶ月の期間を要しました。

 

しかし、公務員になったからと言って一生公務員として勤め上げるのが正解かというと、それは違うと思うのです。

 

退職の意向は固めているものの、いまだ数%の迷いがある私自身の想いを整理するために、公務員が人生の通過点だとの考えに至るまでを述べていきます。

 

 

期待に胸をふくらませた1年目

 

実は消防は本命ではありませんでした。

当初は試験を受けるつもりもなかった消防組織ですが、縁あって消防士として働くことになります。

 

火事を消したり、人を救助したり、急病人を助けたり、ヒーローのようなイメージもある消防士に自分がなって

私も先輩たちみたいにカッコいい消防士になりたい!と漠然とですが職務に燃えていました。

 

 

尊敬できない上司に幻滅し、やりたいことも見つからないまま腐りまくった2年目

 

新しい部署になり、人も環境も新しくなりました。

しかしそこの上司がまぁ尊敬できない。

上司として尊敬できないだけじゃなくて、社会人としてもオワッテル。

私も私で、この職場にやりがいを見出せないまま、同期や後輩までも自分の道を見つけていく中で焦りを感じていました。

仲の良い同期と会っても、口を開けば上司の批判。

これでもかという程腐っていたと思います。

 

 

自分探し(笑)に走った3年目

 

職場にやりがいを見出せず、それを外に求めてみました。

幸いにも、仕事内容にも慣れて残業もなく、プライベートの時間は十分に確保できていたので、思う存分自分を探しました笑

 

セミナーに参加したり、社会人サークルに入ってみたり、毎月のように旅行に行ったり、

とにかく色んな人と出会って、色んな考えを、色んな生き方を知ろうと行動していました。

 

その結果、公務員は一般的に言われるほどしがみつく価値があるのか疑問は大きくなる一方で、この職場での将来は描けなくなっていきました。

 

 

退職を決意した4年目

 

将来を描けない職場に居ながらも、安定を捨てるのがこわくて、なかなか決断できずに居ました。

しかし、悩み続けて数ヶ月

このまま考えてるでは一生行動しない、1年後2年後さらに動きにくくなる、それならいつやるんだ!とついに退職を決意することができました。

 

公務員は確かに魅力のある仕事です。

福利厚生は充実していて、一定の給料とボーナスをもらえるし、社会的信用があるため車や家を買うときにローンを組みやすい。どんな大企業だって潰れる可能性がある時代に、ほぼ倒産することはありません。

何があるかわからない人生に、『公務員』という保険に入っていればとても安心できます。

 

守られて生きていくことができます。

 

 

しかし、人は守られて生きていると、自分では何もできなくなってしまうのではないでしょうか。

とくに新卒で公務員になった人は、その組織のルールや常識、仕事の仕方しか知らないため、外への一歩を踏み出すのさえ躊躇してしまいます。

私は新卒で消防に入ったため、民間企業の状況も就活の仕方も知らないし、退職の選択は本当に勇気の要ることでした。

 

でも誰だって最初は初めなわけです。

その中で選択の連続で自分の人生が作られていくんです。

私は消防に入ったからこそ、次のやりたい事に出会えました。

だから入ってよかったと思うし、退職を勿体ないとは思いません。

むしろ、やりたい事があるのに色々理由をつけてやらない方が勿体ない。

 

公務員はゴールじゃないんです。

 

 

 

 

【公務員退職】公務員を辞める人は魅力的な人が多い!彼らが魅力的な5つの理由

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一度なったら定年まで勤め上げることが大多数である公務員ですが、

 

違う道を選び、職場を去る人も毎年ちらほら見かけます。

 

全体で見れば圧倒的少数派である彼らは、変わり者、考えが甘い、さらには裏切り者、なんて言われることも少なくありません。

 

しかし、そうでしょうか。

 

私は思います。

 

公務員を辞める人は魅力的な人が多い!

 

 

懲戒免職になるみたいな、悪い事をして辞めざるを得ない人は除くとして

自らの意思で辞めていく人は、得てして面白く魅力的で、自分の人生を自分で切り開いていく人が多いのです。

 

そんな彼らの魅力を挙げていきます

 

1.実行力がある

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「仕事辞めてこんなことがやりたいな〜」と言っている人は結構います。

でも9割は口だけですね。

その人たちは、やりたいことを実現させるためにどう動くか考えるよりも、辞められない理由をいくつも数えて、結局は現状維持を選びます。

 

一方で本当に辞める人たちは、やりたいことに向かって着実に進む実行力があります。

 

2.向上心が高い

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毎日定時に出勤して、みんなと同じように働けば、特別頑張らなくても安定した給料と年2回のボーナスが保証されていますし、福利厚生においては公務員の右に出るものはありません。

 

普通に考えれば辞める必要なんてないんです。

 

しかし、彼らは辞めていきます。

 

やりたいことを実現させるため、自分を成長させるため、次のステージへ進むために職場を去ります。

 

 

3.人生は自分で切り開くものだと知っている

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公務員のレールに乗れば、退職まで勤めることが一般的だけど、レールを外れることも御構いなし。

彼らは自分の人生は自分で切り開きます。

 

 

4.不安に負けず挑戦できる

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安定を捨てる不安は想像以上に大きいものですが、彼らはその不安に負けずに、やりたいことに挑戦することを選びます。

将来への不安やリスクについて考え尽くし、夢に向かって進む姿はキラキラしています。

 

 

5.自分の信念を貫く強さがある

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職場には公務員を辞めたことない人たちばかりなので、思い留まるよう説得されます。

何だかんだ仲間意識が強いので、裏切り者的な扱いを受けることもあります。

 

しかし、そんなこと気にしません。

あくまで自分の信念を貫きます。

 

公務員という保守的な組織の中で、『やりたいことがあるから退職する』という選択をする時点で貫いてますけどね。

 

 

 

以上!

 

※もちろん公務員の仕事に情熱を注いで生涯勤め上げる人も尊敬します!

 

杉下右京の凄さはズバ抜けた頭脳ではなく組織の中で信念を貫き続ける強さだ

相棒シーズン17第4話の感想

 

すごくビリビリした回だった。

 

大義の為の必要悪は仕方がない』という組織と

『必要な悪なんてない』という右京さん

 

右京さんの融通の利かなさとか、どんなに孤立してても自分の正義を貫くとことか、今更驚くことでも何でもないんだけど

 

今回は数少ない警視庁内の特命係の理解者である角田課長とまで、修復できないんじゃないかというくらい対立してて、どうなってしまうんだっ!!と気が気でなかった。

 

最終的に『必要悪』を排除し、角田課長はまた特命係にコーヒーを飲みに来るようになった。

 

2人が決裂してしまうのは悲しすぎるので、心底ホッとした相棒ファンは私だけではないと思う。

 

 

そして、今まで気にしてなかったけど、右京さんのように組織のなかで自分を貫き続けるって本当に凄いことだ。

 

どんな組織でも、その組織の常識や暗黙の了解があって、初めこそ自分の価値観との違いに戸惑うものの、長く所属するうちにいつのまにか染まっていく。

 

今回の相棒では『必要悪』こそが常識だった。

 

右京さんは真っ向からそれを否定し、公然と裁いてみせた。

 

巨大な組織のなかで、信念を貫き続ける強さが際立った回だった。

 

 

ひとり旅にハマったからもう友達と旅行行けないかもしれない

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ひとり旅の魅力

 

 

1.出会いがいっぱい!

   ひとりでいると、数人で旅行するときよりも沢山の出会いがあります。

 

   旅の目的はそれぞれですが、私の場合は知らない土地に行ってそこで暮らす人たちと関わる事にすごくワクワクするので、断然ひとりでいって色んな人と交流したいんです。

 

  友達と一緒の旅行だと、その友達との楽しい思い出はできていいんですけど、それって日本のカフェでお茶して楽しい時間を過ごすでもいいかなって思っちゃうんですよね。

 

 

2.全てが自由

  ひとりでいると、全てが自由です!

  

  何をしてもいいし、何もしなくてもいい。

 

  計画的に行動してもいいし、行き当たりばったりでもいい。

 

  やりたいことだけをしていればいい。

 

  そもそもひとりだから、選択肢にはやりたい事しか上がってこない。

 

ひとり旅って最高に自由です。

 

 

3.トラブルもトラブルじゃない

  たとえば道に迷ったとき

 

  友達と一緒だと正しいルートに戻ろうとするけど、ひとりだと寧ろ自分からどんどん面白そうな道に入っていく

 

  っていう事ないですか??

 

  ひとりだと本来のルートとは違うけど、その時の自分に従って動いていいから、そもそも道に迷っていないんです!

 

いや、迷ってるのかもしれないけどそれすら楽しい、みたいな

 

 

4.安い航空券でいける

  誰かと予定を合わせる必要がないから、航空券が安い日を狙って行く事ができます。

 

  暇さえあればスカイスキャナーで航空券見てますが、国も日時も決めないで、ザーッと全部見て安いからこの日この国に行こう!なんてこともひとりならできます。  

 

 

とは言え友達とも旅行いく

  いきなり撤回すみません

  友達とも旅行いきます

 

  『ひとり旅』か『友達と一緒』かは、その旅行に何を求めているかによりますね。

 

 

  あの遺跡が見たい

  あの国の空気を感じたい

  あの人に会いに行きたい

 

  こんな感じに行き先に目的がある時は、断然ひとりを選びます。

 

  ひとり旅一択!

 

 

逆に誰かと一緒に旅行に行くときは

極端に言えば場所はどこでもよくて、

 

その人と旅行に行く

 

って事が目的になってますね。

 

 

 

 

【公務員退職】1ヶ月も悩んだら行動すべきだと思う

自分にとって何が大きな決断を迫られた時、即決出来る人は少ないですよね。

 

私も公務員を辞めようと思った時、6ヶ月も悩みました。

 

「辞める決心」と「将来への不安」が交互にやってくるんです。

 

しかし、ある時気がつきました。

行動しなかったら永遠に悩み続けることになる!!

 

「辞めたいな〜辞めたいな〜世界一周してみたいな〜」

と仕事にも身が入らずに数年後

 

やっぱり辞めたい!と思っても、ハードルは今よりも高くなっています。

 

結婚して家庭があるかもしれません。

親が年をとり、介護が必要かもしれません。

自分自身いつまでも健康とは限りません。

人生の再出発をきるのは若いほうがいいです。

 

 

1ヶ月間悩んで考えが変わらないのなら、その気持ちはきっと本物です!

本物だからこそ、今一旦諦めても半年後も同じ事で悩んでる可能性が高いです。

 

それならとりあえず行動してしまって、残りの5ヶ月で情報収集なり計画立てるなり、色んな事ができるぞ!

...と過去の私に言いたい。笑